市の負担が、28億円±8億円で、それを4期に分けて7億円程度ずつ整備していく。
以下はその詳細です。
1)公的エリア建設費概算(公的負担分、単位:億円)
a.平均約7億円の工事を4期行う。総工費=28.7億円
b.4期工事の各概算は、以下の通り
c.第5期工事以降は、その時期にて検討を行う。
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■第1期工事:解体と球場保存準備
1)現球場解体撤去費 4.5
2)球場一部保存のための緒作業、一部補強工事 0.8
3)敷地東側スロープ下通路改造工事 0.8
4)調査・設計費 0.2
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第1期:合計6.3
■第2期工事:表現の台地周辺
1)哲学の壁 0.6
・本体(基礎含む)0.3
・陶板製作全体 0.3
2)明日への神話(シャッター、支持体壁、基礎含む) 2.0
3)折り鶴広場 (約400u、建築物、備品含む) 1.4
4)四面鳥居 約3600u 10.1
・(柱0.3+基礎0.3+杭0.2)×4=3.2
・屋根+上部架構+トラス=4.0
・設備:0.5
・軒PCパネル+キャットウォーク:0.8
・床仕上げ:御影石ブロック貼り:0.6
・緑化設備:0.4
・その他(展示用設備他):0.6
5)公園整備費(全体の20%) 1.8
6)設計管理費 0.8
7)寄付、募金 △0.8
8)国からの補助金 △4.0
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――第1期:合計10.9
■第3期工事
1)三角スタジアム、球場外回廊 0.8
・構造補強 0.5
・改装工事+展示のための費用+その他 0.3
2)こども広場 0.3
3)管理棟(諸設備含む) 1.9
4)天空の丘 0.4
・平和の壁(基礎他含む)0.25
・ 平和の壁すべり台{テスト機(鉄製)含む}0.15
5)公園整備費(全体の40%) 3.7
6)設計管理費 0.4
7)寄付、募金 △0.1
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第3期:合計7.4
■第4期工事
1)公園整備費(全体の40%) 3.7
2)駐輪棟改造 0.1
3)西練兵場慰霊碑補助費用、その他関連する説明碑等 0.1
4)設計管理費 0.2
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第4期:合計4.1
<第5期工事以降>
■第5期工事(こども文化科学館南側整備)
1) 神社、像、機関車の撤去
2) 造成、緑化などの公園整備
3)遊具の設置
■第6期工事(現商工会議所敷地範囲整備):未定
1) 被爆電車の展示(とこしえの停留所)
2) 成造、緑化などの公園整備
■第7期工事(現ファミリープール敷地範囲の整備)
1) ファミリープールの移設
2) 施設の設置
3) 公園整備
2)募金等に関して
建設及び運営資金をサポートしてくれる企業、個人、団体を探す。募金や支援金などは、市やNPOを核として集める。
公園内に、募金してもらった金額に比例した字の大きさで、各個人や団体の名前の入った金属製プレートを設置する(1案として、「明日の神話」の支持体の裏面)。
例えば 千円 4ミリ角の名前
3千円 5ミリ角の名前
5千円 6ミリ角の名前
1万円 7ミリ角の名前
10万円 10ミリ角の名前
50万円 15ミリ角の名前
100万円 20ミリ角の名前
500万円 40ミリ角の名前
1000万円 60ミリ角の名前
5000万円 90ミリ角の名前
1億円 120ミリ角の名前 など。
3)民設民営エリアの資金・運営計画
民営施設棟他の建設費、運営費は、事業者が負担する。独立採算で、採算が合わなくなっても市からの補填は一切行わない。45年契約で、基礎を含めすべてを撤去して更地で返却する。返却を早めに切り上げることも可能。
そこで出た利益の一部を、公的(公園)エリアのためにまわす。公園の管理・運営費(管理団体人件費含む)、修繕・改造費、電気・水道・緑化関係、他消耗品など諸経費、警備、清掃、岡本太郎の壁画の修復と管理など。
4)その他
三角スタジアムに残っている企業看板の企業に対して、公園の運営管理費に寄付をしてもらう。